目的: | 火山噴出物・火山地形の観察,火山の災害・恩恵の学習 |
教員: | 山本・三好・藤井 |
学生: | 佐々木・小林・山口・山川・本夛・内山田 |
18:00 大阪南港コスモフェリーターミナル集合.「さんふらわあ」で別府へ. | 明石海峡大橋の下を通過. | フェリーからの夜景を満喫する人たち. |
夜が明けて,別府の街がみえてきた. | フェリーからみた朝日. | 別府港に入港.向こうにみえるのは高崎山.この時はまだ晴れていた. |
別府から阿蘇へ.しかし悪天候のため大観峰では何もみえず,中岳第一火口に行けず.草千里ヶ浜もみえず...阿蘇火山博物館にて阿蘇の活動史を学習. | 上米塚にてスコリア丘の断面を観察. 夕方になってようやく巡検らしくなってきた. |
福井ではお目にかかれない降下スコリアの露頭に一同興奮. この日一番の盛り上がりとなった. |
鮎返ノ滝を遠望.地表に露出するカルデラ形成後噴出物の中で最古の溶岩. | 立野の渓谷へ.火口瀬とそれを埋めた溶岩について学ぶ. | 長谷中利昭先生(熊本大)の研究室の皆さんと夕食会.熊本市内にて. |
巡検2日目.熊本新港からフェリーで島原へ.長谷中研の皆さんと. | 群がるカモメに口でかっぱえびせんを与えようとする山本先生. | 九十九島(岩屑なだれの流れ山)を眺めながら『島原大変肥後迷惑』を学ぶ. |
九州大学地震火山観測研究センターを見学.様々な観測装置について学ぶ. | 特別に許可を得て北上木場農業研修所跡へ. 火砕サージの熱(とその後の建物火災の熱)で変形したという塩ビパイプを観察. |
そこかしこに残る火砕サージの痕跡.北上木場農業研修所跡にて. |
特別に許可を得て定点へ.1991年6月3日の火砕サージで多くの犠牲者がでた場所. | 焼けた自動車の残骸.言葉を失ってしまう. | 水無川には巨大な岩塊がゴロゴロ.火砕流後に発生した土石流の堆積物だろうか. |
平成新山ネイチャーセンターへ.「ブラストメーター」について学ぶ. | 旧大野木場小学校へ.火砕サージによる校舎の被害について学ぶ. | 火砕サージの高温によって変形したアルミ製の窓枠. |
雲仙地獄へ.福井では味わえない『噴気』について学ぶ. | ところどころ黄色っぽくみえるのは火山ガス由来の硫黄. | 休憩所にて温泉の蒸し卵をいただく.これも火山の恩恵のひとつ. |
道の駅みずなし本陣ふかえへ.土石流によって埋没した家屋. | 土石流にのまれ傾いた電柱.道の駅みずなし本陣ふかえにて. | フェリーで熊本へ.眉山が最後にシルエットを見せてくれた. |
巡検3日目.竹田(七里)にて阿蘇3火砕流堆積物を観察. | 竹田から原尻の滝へ向かう途中の川底の露頭へ. | 川底に露出する強溶結の溶結凝灰岩(阿蘇火砕流堆積物).柱状節理が見事. |
原尻の滝に到着. | 原尻の滝にて昼食. | 下に降りて滝に近づくとなかなかの迫力.柱状節理の発達した溶結凝灰岩. |
別府で火山の恩恵を学ぶ.まずは明礬地獄へ. | 明礬の結晶を採るための『湯の花小屋』. | 『湯の花小屋』で採取された明礬の結晶. |
明礬地獄名物『地獄蒸しプリン』.これも火山の恩恵のひとつ(たぶん). | 『湯けむり展望台』から別府の町を望む.さすが湯の町別府. | 「さんふらわあ」で大阪へ.残念ながら天気には恵まれなかったが,それなりに充実した巡検となった. |