立山巡検 2012年度 地学教室 夏の巡検

目的: 氷河地形,氷河堆積物,第四紀火山岩,爆裂火口群の観察
教員: 山本・三好・藤井
学生 佐々木・平井・山川・山口・本夛・塚本(地学教室),河原・廣瀬・大野

  午前3:30大学出発.6:30立山着.ケーブルカーを待つ.   午前7:00発のケーブルカーで美女平へ.   ケーブルカーの窓からみえる「材木石」は
  柱状節理の発達した溶岩.

  美女平からバスに乗って50分.室堂到着.   コインロッカーで荷物を預けて点呼.登山の心構えを伝授.   一の越,雄山へむけて出発(午前8:40).

  氷河によって運ばれた巨レキ.大部分は花崗岩・変成岩.   ところどころ基盤の変成岩が顔を出す.   一の越到着(午前10:00).ここから雄山を目指す.

  一の越までとは対照的に,雄山までの道は険しいガレ場.   ガレ場の岩石は見事な片麻岩.   登り始めて間もなく,すでに一の越山小屋が小さく見える.

  雄山中腹あたりから,みくりが池を望む.   雄山山頂の山小屋まであともう少し.   雄山の山頂に到着(午前11:00).

  雄山の頂点に建つ雄山神社.   参拝料\500を支払い,雄山の頂点へ.   ここが本当の雄山の頂上(標高3003m).

  雄山の頂上から御前沢雪渓を望む.日本で唯一の氷河.   雄山の頂上から剱岳を望む.   むこうに見える みくりが池を目指して下山.

  一の越からみた みくりが池・ミドリガ池の爆裂火口.   雄山をみながら玉殿岩屋を目指す.   玉殿岩屋周辺の玉殿溶岩(アグルチネート).

  みくりが池の爆裂火口.   地獄はガス濃度上昇のため通行禁止.   地獄で朝焼けをみながら巡検二日目スタート.

  室堂山登山道で氷河擦痕を観察.   室堂山展望台から立山カルデラと白山(うっすら)を望む.   室堂山展望台から五色ヶ原の溶岩台地を望む.

  称名滝へ.溶結凝灰岩と溶岩からなる.   称名滝の溶結凝灰岩.ユータキシティック構造が顕著.   壁のような称名滝火砕流堆積物&溶岩台地の側面.