東北巡検(釜石・南三陸・仙台) 2014年度 地学教室 春の巡検


目的: 南部北上帯の堆積岩類の観察,災害について学ぶ
教員: 山本・三好・藤井
学生 小林・山口・本夛・塚本・内山田・馬谷・長谷川・乾(生物学教室)

  仙台空港到着後,釜石へ移動.初日の宿の壁には津波の水深が示されていた.   釜石郵便局の壁にも津波の水深が示されていた.   初日の宿でのんだ岩手の地酒『吟ぎんが 浜千鳥』.

  巡検2日目,鵜住居駅跡へ.   鵜住居駅跡で津波の災害について学ぶ.   鵜住居駅跡で津波の災害について学ぶ 2.

小白浜へ移動.崖の上に何やら動物が  カモシカがじっとこちらを見ていた.  石碑には『浪を砕き郷を護る』と刻まれていた.

  石碑のあった場所付近から見た水門.   破壊された水門. 小白浜から陸前高田へ.途中国道45号線沿いにあった5階建ての建物.5階まで浸水したようだ.

  陸前高田市『奇跡の一本松』へ.  周辺はかさ上げ工事中.ベルトコンベヤーで土砂が運搬されていた.   川の向こうの山から土砂を運んでいるようだ.

  川(写真左)から内陸(右)へ向かって倒れた三角柱.河川を遡上した津波の痕跡.  奇跡の一本松.   岩井崎「大理石海岸」へ.

  ここの石灰岩中にはウミユリの化石が多く含まれる.   唐桑半島へ.ここでも石灰岩を観察.   ここのウミユリ化石は大きい.

  歌津の『ウタツギョリュウ化石産地』へ.   アクリル板で保護された化石.結構傾斜があり写真を撮るのに苦戦.   魚竜の骨格らしき形を確認.

  二日目の晩は志津川の『下道荘』泊.   巡検3日目,宿から海岸へ.泥岩の露頭を観察   大森崎の砂浜へ.ここの砂は石英を多く含んでいて美しい.

  南三陸 防災対策庁舎跡へ.  途中,南三陸さんさん商店街で休憩.   石巻市立大川小学校へ.

  石巻市立大川小学校 2.   石巻市立大川小学校 3.   石巻市立大川小学校 4.

  高台の学校敷地内から女川駅を見る.   再開間近の女川駅.   3日目の晩は仙台市内泊.夕食にいただいた牛タン丼.

  巡検4日目,多賀城市を歩く.フェンスに白く残る津波の痕跡を観察.   電柱には津波の水深が示されていた.   末の松山に向かう途中の『沖の井(石)』.

  末の松山にて,津波の伝承について学ぶ.  『末の松山 宝国寺』の壁や石碑の裏にも津波の痕跡が.  仙台平野 荒浜集落へ.

  一方向に倒れたポールが波の方向と強さを示している.   寸断された道路.  海から内陸へ向かって倒れた木々.

  堤防から荒浜の海岸を眺める.   仙台空港内の柱にも津波の水深が示されていた.